そして、見つけた。


目が合った瞬間北野は少し驚いたような顔になる。



だけど、すぐに安心したような表情になってーー倒れた。




「き…っ…気をつけて過ごしましょう。」



危ない。思わず、北野、って叫ぶところだった。



なんとか誤魔化して北野の様子を見守る。



…一体どうした?なにがあった?



北野は先生に運ばれ、体育館を出ていった。