「ちがっ…私は断ってたんだけど…」 姫華ちゃんはそう言ってちらりとナンパ男をみる。 「あー。そういうこと。つまりそのクソ男が無理やり絡んできたんだ?」 すごく冷酷な声でそういう小野くん。 「おまえさ、1年生だろ。しゃしゃるんじゃねぇよ。」 小野くんがそういうとナンパ男はそそくさと帰っていった。 「ふぅ、佐野、大丈夫だったか?」 小野くんはそう言って姫華ちゃんから離れる。 「だ、大丈夫です。」 湯気が出そうなほど顔が真っ赤な姫華ちゃんは本当に大丈夫なのだろうか。