堅物男子と甘い恋





「友情ってやつ?くっだらねぇ。よく人のことそこまで信じられるよな。」



先輩はそう言ってニヤリと笑った。



「だったらさ、勝負しようぜ。そのお前のいうみぃちゃんとやらがタバコの犯人だったら俺の勝ち、違ったらお前の勝ち。」



そして勝った方は負けた方になんでも命令できるらしい。



「い、いいですよ。絶対違いますから。でも、どうするんですか?」



「そうだな。カマかけてみるか。」



「カマ?」



「あぁ。おまえがその友人達に『ふたりがタバコ仕組んだでしょ』的なことを言うんだ。」



それで認めたら小野先輩の勝ち、認めなかったら私の勝ち、か。




「わかりました。見ててくださいね。」



メールでふたりを人気のない教室へと呼び出す。


幸い、ふたりにはすぐ連絡が取れ、今すぐにでも話せるようになった。