堅物男子と甘い恋





「あ、ありがとうございます。」



「別に。」



お礼を言うと素っ気なく返される。


さっきの先生への対応とは全然違う。…もしかして私、嫌われてるのかな…



「あの、私たちって一緒に暮らしてませんよね?」



「当たり前だろ。あんなのその場しのぎの嘘だよ。お前と暮らしてるとか本当だったら相当気持ち悪いわ。」



き、気持ち悪いって言われた…


ガーン、と地味に凹んでると先輩はため息をついた。



「俺さ、警戒しとけっていったよね。あとなにかあったら俺にいえって。」



もしかして怒ってるのだろうか。



「ごめんなさい…。でも、タバコのことはりっちゃんとみぃちゃんは関係ないと思います…」



「…大ありだ、馬鹿野郎。アンタは人を信用しすぎなんだよ。」



「でもっ、みぃちゃんたちはいつも優しくて仲良くしてくれてて…」



みぃちゃんたちを悪く言うのは許せない。


すると小野先輩はめんどくさそうな表情をした。