堅物男子と甘い恋





「違うと思いますよ。俺、佐野と暮らしてるけど吸ってるとこみたことないし。」



へ、私と暮らしてる?

なんのこと?一緒に暮らしてるってこと?



「あら、佐野さんと小野くんは一緒に暮らしてるの?」



先生が射止めるような目で私を見る。


ひぃ、怖いよ…



「く、暮らしてなーー」



「暮らしてますよ。…照れなくてもいいだろ?姫華。」



低い声で名前で呼ばれドキドキする。


「で、も…」


どうしたらいいか泣きそうになると先輩は私の頭を撫でた。



「暮らしてるっつーか、俺、親と喧嘩してるので居候させてもらってるんすよ。

そんで、タバコ吸ってるとこなんてみたことないから違うと思いますよ。」



設定が無理やりすぎないか?


先生も疑ってる様子だ。