「あれ。そのタバコどうしたんですか?」 「あぁ、それこの子の持ち物検査で出てきたのよ。まったく、まだ中学生なのに。」 先生は私を軽蔑したようにみる。 ってか、この男子生徒の声… 「へぇ、佐野がねぇ。」 名前を呼ばれ振り返るとそこにはこの間の先輩がいた。 「本当なの?佐野。」 「ち、違います…」 私は何も知らないんです。 必死にそう伝えると先生はハァ、とため息をつく。 「知らないわけないわよ。ね、小野くんだってそう思うでしょ?」 すると小野くんは首をかしげた。