桜「っひっくっ、どうして私がこんな目に合わなきゃいけないの??蓮達と一緒にいるだけなのに。」
『プルプルッップルプルッッ』
泣き声の響く空間にわずかな電子音が流れた。
桜「蓮からだ…。もしもし?どうしたの?」
蓮「おい、今どこにいる?」
(そういえば何も言わないで来ちゃった)
桜「今ね先生のお手伝いをしてたんだよ!今から空き教室向かうね!」
蓮「迎えに行かなくて大丈夫か?」
桜「大丈夫だよっ!!後でね!」
蓮「ああ。気をつけろよ。」
桜「うん!!」

そうして桜も体育倉庫を出て行った。