私は、いつものように学校に登校してきた。
「安涙。」私の親友で人気者の雪が私の方に来た。「雪。おはよう」私が、雪と話していると『きゃー、空様」「輝様」女子の悲鳴と共にそれの原因が歩いてきた、遠山兄弟だ。みんな頭を下げて二人が通るのを静かに待っていた。
「これ私たちも頭下げるの」「さー、わからない。一応やっとく」という会話の末私たちも頭を下げることにした。二人が通るのを確認すると頭を上げた。「あー、変な気分」雪が、イライラ気味に言った。「あ、雪。また、安涙といたの」2番目に人気者の愛は、雪の手を握ると駆け足で歩いて行った。私は、一人取り残されて立っていると先行ったはずの空と輝が、歩いてきた。「あ、安ちゃん」輝は、元気な声で言った。「ちょっと、学校では話しかけないでよ」「えー、いいじゃん幼馴染なんだし」「そういい問題じゃなくて」「立場のことか」空が、ため息をつきながら言った。「え、そんなに悪いかな。僕たち」「だから、反対」私はこの輝の天然ぶりにいつも悩まされている。「えー、安ちゃんはどうして立場のことばかり言うの」輝は、子供のように言った。(これで本当に全国1位のテニスプレイヤーで暴走族天候の総長か)
あ、天候ていうのは全国トップを争う暴走族の事で、輝はそれの総長ていうのが裏の顔。
「輝、安涙。二人とも早く行かないと授業遅刻するぞ」空は、時計を見て行った。「え、8:27てもう3分しかない」私は駆け足で授業に向かった。