〜復讐〜②

自室に飛び込んだ私は狂ったように、鍵を開け 、ノートを取り出す。

「あんな奴!この世にいらない!」

今思えば、私は狂っていた。
ボキボキとシャーペンの芯を何度も折りながらかいた『弥生』の名前。

なによ。
あんな奴。
あんな奴なんて、いなくなっちゃえ!

「黙れ!あの悪ガキがぁ!」

静かな部屋に響く私の声。
叫び声。

「あ"ぁぁぁぁぁ!」