〜復讐〜②

「クスクス、あの子はブサイクねぇ。」

ムスッ!
性格悪っ。

すぐにノートに………
手を伸ばした鞄には、ノートは入ってない。

「あ、しまった。」

家だ。
しかも、鍵付きのデスクに! 
もぅ、嫌になっちゃう。
『書かない』って自分で決めたじゃない。
馬鹿!

そう、一人考えていた。
気がつくと、校庭には誰もいない。
しーんと静まりかえった校庭。
騒々しい声は、聞こえない。