〜復讐〜②

上の方の本が落ちてきてしまい、しまえない。
踏み台なんて、このあたりには落ちてないし………

「あっ。」

誰かが私の持っていた大量の本を取り上げて棚に戻してくれた。

「あぁ、どうも。」

「いえ。」

全ての本を戻してくれたのを見て、なんだか申し訳なくなった。

「すいません。」

さっさと退散した。

あの人、誰?