〜復讐〜②

「そっか。」

私のノートの呪い、効いたのね。
へぇ。

「あ、でも、学校は?これからどうしよう?」

「そうね。どうしましょ。」

「中学に入るときは、ちゃんと学校行きなさいよ。」

「はーい。」

「これは不幸としか言いようがないわね。」

「残念ね。」

そうだよね。
私は、嘘が達者なのよ。
正直言って嬉しい。