楓の死から1週間。
私は、晴れ晴れとした気持ちで学校に通う。
そろそろ、卒業だ。
「卒アルの文集、早く書いてください。春日野さん。」
はいはい。
そう、ボソリと言った。
でも、全く鉛筆は進まない。
仕方ない。
楽しかった思い出なんて、思い出せないんだから。
「楽しかった思い出だよ。1つはあるでしょ?」
「ないもん。」
「春日野さん。あたし達といて、楽しくなかったの?」
違うよ。
思い出せないだけ。
私は、晴れ晴れとした気持ちで学校に通う。
そろそろ、卒業だ。
「卒アルの文集、早く書いてください。春日野さん。」
はいはい。
そう、ボソリと言った。
でも、全く鉛筆は進まない。
仕方ない。
楽しかった思い出なんて、思い出せないんだから。
「楽しかった思い出だよ。1つはあるでしょ?」
「ないもん。」
「春日野さん。あたし達といて、楽しくなかったの?」
違うよ。
思い出せないだけ。


