〜復讐〜②

「うぁぁぁぁぁ。」

忠告するよ。
それ以上泣いたら、ノートに名前、書いちゃうわよ。

皆書きたいのはやまやまなんだけど、流石に私が疑われちゃうからね。

楓を呪っても、私以外にも楓を嫌っている子はいたから、私は目をつけられなかった。

フフフッ。

まぁ。
私ってば何て残酷!
私の顔は今まで見た中で、最高で最悪な笑顔だった。

もぅ、このノートは手放せない!
私のお守りよ。