私はいつも通りショウの家に行く。

でも今日は少し違う。
今日で最後のつもりで会いに行く。
殺されるかもしれないけど言うつもりだ。

『ショウ別れよう?』って。

いつも通りショウとの行為が終わった後
ショウの機嫌がいい時を見計らって声を掛けた。

「ねえ、ショウ?あのさっ」

「なぁ、なんか飲む?」

「ん、大丈夫。あのねっ」

「ミナミは俺から離れないよな?」
そんな風に言ってきたショウの目は笑ってなくて目の奥が真っ暗でとっても怖かった。

「うん。約束したもん。」
そして今日も逃げられなかった。