……でも。


「…まぁ、いっか…!!」


そう言って、わたしはひとり
コクリと頷く。


…だって、柊季からの『好き』を聞けるのは
あたしだけの特権だからね…!


「おーし!里奈&優花!
今日パフェ食べに行こうよ…!」


「お!りんちゃんが急に元気になった」


「優花はフルーツパフェー!!」


「あたし、チョコレートオオォー!」


__なんだかんだ、
今日も平和な日常です……__


【SS短編小説 茉実side】
<りんちゃんの悩み。> 完