「じゃあ、白河ももう帰りな」 「あっ、はい」 「教室の戸締りは俺がやっておくから!」 「ありがとうございます」 「じゃあ、返事待ってるから」 そう言われ、私はうなずくことしかできなかった。 「白河の思う方でいいから。」 そう言い、先生は私の頭をなでた。