「おはよっ!」

朝、後ろから声をかけられた。

声をかけてきたのは、私にとって唯一の親友の“黒田 舞”だった。

舞は可愛くて、明るい。
だから、とてもモテていて、私たちの学校、いや、他校でも有名だった。


そして、私、“白河 桜”はどちらかというと地味で、なんで舞と親友なのかわからないような人物だと思う。