――カランコロンカラン…
ふと店の入口が開く音がした。なんとなく目を向けると女性の団体。

「おっ来た来た…こっちだよ~!」

チムニが手を振りそれに気付いた先頭の女性が近付いてきた。

「待たせた?」

「んや別に~」

どうやら女性人メンバーのようだ…。
美人もいれば普通のひとや暗そうな人色々な感じの人がいる。っと人間観察をしていたときだった!



「あ~!!」

急に横のほうから大声がした。
そっちを向くと見覚えがある顔に思わず吹き出した。

「なんで理沙がここにいるんだよ!」

「それはこっちのセリフよ!」

そう何故かうるさいクラスメートがいた訳で…。

「愛音ちゃん知り合い?」

チムニと話していた女性がぽつりと理沙に向けて言葉を発した。
(…え?今なんて)

「私のクラスにいるおバカさんよ」

っと嘲笑う。
ここで俺は悟った。



ネットで恋を抱いていた相手は理沙だとゆうことを…。