「愛心ー！」



「陽太！おめでとう！」



「おう！ありがとな！愛心目つぶって？」



「う、うん」



私は戸惑いながらも目をつぶった…


すると首元に重い何かがかけられた…


「目開けていいよ…」


「すごーい！かっこいい！」


私が目を開けるとそこにはキラキラ光る金メダルがかけられていた…


「これで約束ちゃんと守ったからな！」



陽太……………


この金メダルから伝わってくるよ……


陽太がどんな思いでこの金メダルを受け取ったか……

この金メダルを取るまでにどれだけの困難を乗り越えてきたか…


全てがこの金メダルから伝わってくる…



「陽太…」


「ん？なに？」


「私人生の中で１番のプレゼントをもらったよ…」


「愛心が喜んでくれたなら取ったかいがある！」


「陽太、最高のプレゼントをありがとう！！！」




「おう！俺の方こそありがとうな！それからこれからもよろしくな！」



「うん！これからもよろしくね！」