「出れるよ…あのステージに…」




「陽太ありがとう!約束守ってくれて!」

すると陽太は少し顔を赤くしてこう言った…





「あのさ、愛心、話があるんだけど…」




「ん?なに?」




「俺の彼女としてオリンピックについて来てくれませんか?そして俺の金メダルを受け取ってください!」




今…なんて…

陽太の彼女としてっていった?


やばい…嬉しすぎる…



「もちろん!私を陽太の彼女としてオリンピックに連れていってください!そして陽太の金メダルを受け取らせてください!」




すると陽太はいきなり後ろを向いて…



『うっしゃーー!!!!』



「びっくりした…どうしたの?」



「いや俺振られると思って来たから…すんごい嬉しくて…」



振るわけないじゃん!
小さい頃からずっと好きだったんだから


っていうのは絶対本人に言えないから
そのかわりに私は陽太に抱きついた…



「私だって陽太にこんなこと言われると思わなかったからすんごい嬉しいよ。」



「ありがとな…」


そう言って陽太もぎゅっと抱きしめてくれた…