超純な彼と微不純な彼女 【2人だけの夜】


午前の授業が終わった時……隣のクラスへ覗きに行ったら、私の愛しい王子様は、もうどこにもいなかった。




響くんは、私に姿も見せないで、1人で帰ってしまった後だった……。



響くんったらぁ………私の為に……。


   ディナー♪

   ディナー♪

   ディナー♪


そうだ!浮かれてる場合ではなかった!



自分のクラスに戻った私は
「愛理~私、早退組!
もう帰るから、担任に上手く言っといてっ♪」