響くんが、和真くんの手からスッとケータイを取り上げた。




あぁ~どうしたらいいの! 写真が!
ヌードの写真が!
響くんに見られちゃうよ!




……って……嘘……




  ボジャ~ン




……って、響くんが、取り上げたケータイ、見る事もなく噴水に向かって投げた…………




    それは



……一瞬の事だった。




3人の視線は……
ケータイの投げられた水面………。