響くんはまた……視線を和真くんに向けた。



睨み合う２人……。



これからどうなるの？



　　窮地だ……。



和真くんが……また、ケータイを開いたり閉じたりしながら、私を見た……

「流奈？見せていいかな？　流奈が俺の女だって証拠……この、お子ちゃまに……」　



もう……ダメだ……響くんと終わっちゃうよ……。




涙が……涙がポロポロ、ポロポロ零れ落ちてきて……




「流奈の生まれたままの姿、見せてやろうか？」




と、和真くんがケータイを開きかけた時！