「え、俺?」



「浅野以外にだれがいるんだよ」



「まじか・・・」



「晃音ざまぁー」



絶対怒ってるよねぇー、浅野どんま、三人で宮澤にどう謝るのか考えていると
怜央君がそこの三人!と言いながら私たちのほうへむかってきた。



「なぁにー?」




「先生のサプライズ案はできたか?」



「あ、やべ、忘れてた。瑠維ならできてんじゃね?」



「私も考えてない」



考える余裕もないよ・・・



もしかして手紙の犯人は怜央君だったり・・・



クラス人気の怜央君だし、きっと協力者もたくさんいるだろうし。



「うちもー!考えてる暇ないしぃ?」



「佐藤さんはいいよ。ゆっくりしてて」



「ちょっとぉ!うちらの扱いひどくない?」



「山本さんと違って普段真面目だからね」



え、そんなふうにみられてたの!?



授業中寝てるし、この間なんかノート一ページも書いてなかったけど・・・