先生に恋をしたなんて、認めたくない。

私は、明るい恋をするんだ。

大人との恋なんて望んでない。



そうやって、
私は間違った方向に進んで行った。





海「明日の時間割は‥」





教壇の前に立って話をする先生。

体育祭が終わってから目が合うようになった。

私が目を逸らしても見ているのがわかる。



な、なんで?
こっち見ないで下さい‥



それでも、先生はこちらを見ていた。

それにどきどきしていた私。





‥‥恋をしていた。


私は確かに、恋をしていたんだ。