START LINE


それは、出会いの季節。


「今日から、高校生、か。」

新しく下ろした制服、新しく持ったカバン。

何もかもに重みと緊張を感じる。

私は、今日から私立白雪浜学園に入学する。

中学の友達はほとんど別の高校で離れるが、


「ほんと、倉間とは離れないなぁー」

この人は、私の幼なじみの苫 侑杏 小学校からの仲でこの度、科は違うが同じ高校に通う。

「でもまぁ、苫とは科が違うしそんなに会うこともないんじゃないかなぁ。」

白雪浜高校は全部で10科あり、

特学科

進行科

情理科

調研科

保体科

看福科

幼稚科

医学科

動学科

総合科

がある。

私は進行科という、主に大学進学を目指す科に入っていて、苫は看福科という、看護・福祉の職につくことを主として学習することが出来る科にいる。



「でもさぁ、倉間。今年の進行やばいらしいよ??」

「え?なんで?」

「受験者合格者の中で、入学希望者ほとんど男子しかいないって聞いたけど?」

「、、、、えぇーー!!!???」

進行科は主に女子が主流で入ることが多いのだが、今年はそれを狙った男子が多数いたという。結果、35人中



「これだけですか。」




、、、2人(女子の数)。


たくさんいる男子の中もの応じせずに1人座る女子がいた。座席表を見ると、操谷 雪菜 と書かれていた。


とりあえず、私は自分の席につく。

席が一番後ろだったためそこまで人と関わることはないだろう。


「だけど、入学当初がこれって、、、」



いったいこれからどうなるのか、、、。