うう………重い…





「起きてノイズ‼」





「起きるんだ‼」




「どうしても起きないなら王子様のキスが必要かな!」


「起きた」






「いつも即答だね…もっと寝ててもいいんだよ‼…もっと寝ててもいい「重い…どいて」





今私の上に跨がっているのは、ジル。私の仲間の一人である…






「ええ~もう少しくらいいいじゃん~」





ハイ…成人男性の猫なで声は気持ちが悪いです。







「ああ…ちなみに今日の朝ごはんはクロワッサン、目玉焼き、野菜ジュースですよ」





意外とうまそうだな…てか、いい加減に退いてくれないかな…






「もう起きるのでそろそろ退いて」







「あと少しって…ドキマス、ドクカラ、怖い顔しないで」





私の殺気が伝わったのだろうか…