俺の心は朝から刺激が強いことばかりでまだドキドキ鳴っていた。




小さい頃から時雨と璃壱は俺に対してのスキンシップがなんかすごくて、いつもドキドキさせられる。




女子にすればいいのに何故か俺にする2人の事があまり良くわからない。




2人に限って女子にするのは恥ずかしから無理…とかはないだろう。




まぁ、からかわれているだけだと思うけど…




チラッと走りながら俺の腕を引く2人の横顔を盗み見る。




結構な速さで走っているはずなのイケメンの顔を崩さない奴らにくっそ〜とちょっと悔しがってみたりもする。




キラキラオーラが半端無くて、少し変態で憎たらしいほどモテモテの幼馴染だけど、




――…本当は優しくて頼りがいのある2人が大好きだ!




まっ、こんなこと口に出してぜっーーーたいに言わないけどな!