社長が寝息たてたころ


体を起こし


気だるいけど

着替えてホテルを後にした

指輪をテーブルにおき




『2度と会わないから・・・』


私汚れた・・・・・



花音のせいで


私は



私は




泣きながら



街中を夜通し歩いた






花音からメール来た


【返してくれた?】


【もう2度と押し付けないて、私汚れた花音誰とでもするんた、私汚れたあんな事好きな人としたかったもう2度と・・・】送信し2度と花音からのメールも返信しなかった


花音は花音で辞表を社長に郵送した