友さんに限って

 と言うか





 友さん大前提が違うし……。





 ないよ、ね?





 不意に

 この前されたKISSを思い出す。





 まるで

 狙ってたみたいに

 された

 流れるような……。





「……」





 自分の唇が

 柔らかかった

 友さんの感触を思い出す。





 ボワンッ、と

 顔が熱くなる。





 うぅっ……。





 信じる自信

 なくなってきたかも☆



「ふふ……、可愛い下着買いに行くなら付き合うよ♪」





 芹香が、耳元で囁いた。





「!?」





 そっ、そんなんじゃ

 ないもん!!





 わたしは必死で

 首を横に振り続けた。