俺はあかねと待ち合わせ。

明日から修学旅行。

その前に会う。

俺は音楽を聞いて待つ。

腕を掴まれたからあかねかと思ったらさくら…


「何?」

告白された…しかもキスまで…

俺は断った。

この現場をあかねが見てたとは…。

だけど、俺の不安はあかねがさくらに言った言葉で飛んでいった。

しかもあかねからのキスは本当に驚いた。

高校卒業したら自分からしようと思ってた。

だけど…それをあかねからしてくれた。


素直に嬉しかった。


どんどん甘えん坊になるあかね。

俺は好きで…好きで…。

自慢のかわいい彼女だ。



進路の話し…

俺は決まった就職。

電気工事の仕事。


だけど…あかねは迷ってる。

俺は背中を押した。


俺だって側にいたい。

でも夢に向かって頑張ってきたあかねを知っている。


2年…長い。


俺の気持ちは変わらない。自信ある。

だからこそ夢を叶えてほしい。


俺のために諦めるのは違う。


だから背中を押した。


俺達は離れていても大丈夫だよ…あかね…。



俺は運命の相手はあかねしかいない。

だから乗り越えてみせる。

一緒に…。


それが俺の愛の形だ。