林間明け初日。

いつものように学校に行くと、がっこうでは男子が、『帝王』そして、『四天王』という女子の格付けができていた。

男子の会話を聞いている限り顔の善し悪しで決まっているみたいだ。

この時の私は特に気にもとめなかった。

気づいていなかったから…。

男子の会話を聞いていて、女子は心地のいいものでは無かった。

自分が『帝王』かもしれないから。

男子曰く『帝王』はクラス1ブス
『四天王』はかわいいひと4人なんだとか。