「新学期は〜しましょう。」
今目の前で校長先生が話している。
でも私は緊張で話なんか耳に入ってこなかった。
去年の後期、代表委員長なんて引き受けたせいで、始業式に生徒代表挨拶をしなくてはならないのだ。
『校長先生、ありがとうございました。
続いて生徒代表挨拶、桜坂愛桜さん。』
うわ…きちゃった…。
「はい!」
「14日間あった春休みも終わり〜」
やっと…終わった…
これで式も終わりだ
新しいクラスで仲良くなれればいいな〜。
この頃の私は、何も考えずただひたすらに新しいクラスへの期待を抱いていた。
今日は始業式だけだからすぐ帰れる。
「愛桜〜!帰ろ〜!!」
私の家の近くに住んでいる真理。
バレー部のちょっとぽっちゃりとした女の子
「真理!帰ろ〜!」
今年は真理と同じクラスでよかった!
去年は違うクラスだったし…。
真理とたわいない会話をしながら帰った。
その日から林間学校がある日までは、何事もなく過ぎていた。
今目の前で校長先生が話している。
でも私は緊張で話なんか耳に入ってこなかった。
去年の後期、代表委員長なんて引き受けたせいで、始業式に生徒代表挨拶をしなくてはならないのだ。
『校長先生、ありがとうございました。
続いて生徒代表挨拶、桜坂愛桜さん。』
うわ…きちゃった…。
「はい!」
「14日間あった春休みも終わり〜」
やっと…終わった…
これで式も終わりだ
新しいクラスで仲良くなれればいいな〜。
この頃の私は、何も考えずただひたすらに新しいクラスへの期待を抱いていた。
今日は始業式だけだからすぐ帰れる。
「愛桜〜!帰ろ〜!!」
私の家の近くに住んでいる真理。
バレー部のちょっとぽっちゃりとした女の子
「真理!帰ろ〜!」
今年は真理と同じクラスでよかった!
去年は違うクラスだったし…。
真理とたわいない会話をしながら帰った。
その日から林間学校がある日までは、何事もなく過ぎていた。
