【完】不器用な彼はマイヒーロー






「ヒロくん…、あたし自分の将来が心配だよ」


一生、結婚出来なかったらどうしよう…!!

周りのみんなは幸せそうに暮らしているのに
あたし一人だけぽつんと寂しく暮らすのかな?


そんなところ想像しただけで

なんか悲しくなってきちゃった。


「心配すんなって。そん時は俺がもらってやるから。

……もし、誰もいなかったらの話だけどな」


持っていた小さな花束をぶっきらぼうに渡されて

ヒロくんはそのまま自分の髪の毛を

クシャとしながらそっぽを向いた。