そんな彼……ヒロくんはパーフェクトな男の子であたしの自慢の幼なじみ。
だって容姿は完璧で成績も優秀おまけに運動神経までいいのだ。
まるで、絵に書いたような人というのはヒロくんみたいな人のことを言うんだろうなぁ~。
神様はどうしてあたしにはそんな要素を分けてくれなかったのかな?ってちょっと恨んじゃうぐらい。
「ふぁ~……。また、寝坊したのか?」
眠そうに右手で口を抑えて欠伸をしながら呆れた表情でヒロくんはそういった。
「えへへ、バレちゃった?」
そして、ヒロくんは勘までもが鋭いんだ。
自分の後頭部をスリスリと撫でてヒロくんを見上げる。



