【完】不器用な彼はマイヒーロー





「ヒロくん!あたしのことは気にしないで乗って乗って!!」


あたしのせいでヒロくんが疲れちゃうのは嫌だし…。

せっかく自転車があるんだから

絶対乗った方がいいよね。


「やっぱ、俺が歩きたいから歩いてるだけ」


なんて言えばヒロくんが
乗ってくれるか頭の中で必死に模索していると
そんなあたしを見てかヒロくんが口を開いた。


「ホントに…?」


本当にそうなのかな?

本当は“乗りたい”そう思ってない?

ヒロくんは優しいから自分よりも人のことを優先する人だから…。