ひ、ひぃ……!!


あたし、絶対色んな先生から目つけられた気がするんだけど…。


お、恐ろしい……!!


「ほほほホントですか!?

す、すみません…!!」


あたしは恐怖のあまり、席から立ち上がり先生にペコッとお辞儀をした。


「あ、あぁ。もういいから座れ…」


あたしの行動は予想外だったのか少し戸惑った様子だった。


というか、あたし自然と頬を緩んでちゃったんだ……!


それは困ると思い、ペシッと両手でほっぺたを軽く叩いて自分の席に腰を下ろした。


すると、教室からはクスクスと笑い声が聞こえてきた。