「毎年、白い薔薇を供えてくれてるのってヒロくんなの…?」
あたしの言葉にヒロくんは静かに一度だけ頷いた。
あたしのパパはあたしが小学三年生の時に癌で30代という若さでこの世を去った。
当時はこのまま涙が枯れてしまうんじゃないかというほど泣いて泣いて泣きまくった。
そんな時もやっぱりあたしを地獄から救ってくれたのはヒロくんだった…。
あたしが寂しくならないように毎日毎日家まで遊びに誘いに来てくれて。
そのおかげてあたしも少しずつ立ち直ることができたんだ。
あたしの大好きな…自慢のパパだった。
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