『なーに、そのうちできるさ。 ところで、大翔くん。 大翔くんは綾乃のことをどう思ってる?』 おじさんは俺たちに嘘をついていたんだな…と今ではわかる。 あの時、おじさんの病気はもう既に末期の状態で家に帰れないことは分かっていたはずだから。 『どうって…ずっと綾乃のことは好きだぜ』 『おぉ、そうかそうか』 『その恋は叶いそうかい?』 『絶対好きにさせてみせるよ。 それでおじさんを結婚式に呼ぶんだ!!』 幼い時の俺はガキ大将みたいで、性格だって強引で自信過剰だったと自分でも思う。