―――ドキッ!
ヒロくんのママ、あたしが早退してヒロくんのお見舞い行ったこと知ってたんだ。
「し、心配で……」
「ありがとう、大翔のこと想ってくれて。」
「お礼を言うのはあたしのほうです。
と、いうか…まだヒロくんに想い伝えてないので…」
ヒロくんが目を覚ましてまたあたしにあの大好きな笑顔であたしの頭を撫でてくれる日がくるまでずっーと待ってる。
ヒロくんはずっと待っててくれたんだ。
だから、今度はあたしが待つ番。
「ねぇ、綾乃ちゃん。
もし…大翔が目を覚まさなかったら、大翔のことは想い出にして前を向いてね」



