結局、その日はヒロくんに面会することは出来なくて自分の病室に戻った。
だけど、結局その日は眠れなくて…。
次の日にあたしはヒロくんの病室に初めて足を踏み入れた。
そこにはいろんな線がヒロくんの体へと繋がれていて、
呼吸器を付けたヒロくんが静かにベッドで眠っていた。
ヒロくんの綺麗な顔には無数の痛々しい傷があって…、頭には包帯が巻かれていた。
こんなボロボロになってまであたしを助けてくれたんだ…。
ごめんね…、あたしのせいで。
「あら、綾乃ちゃん来てたのね」
後ろを振り向くとそこにはヒロくんのママが立っていた。



