【完】不器用な彼はマイヒーロー



「千秋ちゃんが好きって打ち明けてくれた時からモヤモヤしてて、清水くんがそれは恋だって教えてくれたの。」


全て正直に答えた。

すると、千秋ちゃんの瞳が優しさのない冷たい目に変わった。

怖くて…スカートをギュッと握りしめる。


「あたしがフラれて言い気味だとか思ってたの?」

「え?そんなこと思ってないよ…!」

「ほんと最低だよね。私は信じてたのに」


どうしよう…。
やっぱり言わない方が良かったのかな?

泣きそうになるのを抑えてグッと唇を噛み締める。

千秋ちゃんが怒るのも無理ないもん。
全部あたしが悪いんだから。