「そろそろ、返事ほしくなっちゃってさ…」
清水くんの大きな黒目の真剣な眼差しを見ていると、やっぱり中途半端なことは言っちゃいけないような気がしたから全部思ってる事言うことにした。
「ごめんなさい…あたし、清水くんとは付き合えない…」
「なんで…?俺がヒーローじゃ頼んない?不安?」
「ううん。そんなんじゃないよ」
「じゃあ、なんで…」
「ヒーローの代わりはいくらでもいるよ。
だけど、ヒロくんの代わりはいないの。
あんなに無愛想で不器用なくせにいつもさりげなく優しくて見守ってくれてて…あたしのワガママだって文句言いながらも聞いてくれる。
そんな人、他にいないと思うの。
あたしにはヒロくんしかダメみたい…っ。」



