【完】不器用な彼はマイヒーロー




「私、いつか長谷川くんが羨むぐらいのいい女になるから…。」


「お前ならなれると思うけど、

俺の中での一番はこれからもこの先も綾乃だから。」


「ふふっ…ほんと綾乃のこと大好きなんだね」


いつの間にか、橋本の涙は止まっていた。


「当の本人は気づいてないけどな」


ほんと、なんでお前が気づかないんだよ。
って言いたくなるぐらい鈍感なやつ。


「ねぇ、長谷川くん。一つだけ聞いていい?」

「なに…?」