中にまでついてこられたらママが気づいて、『あら、綾乃!!彼氏!?』なんて言いかねないから…と思っていたけど、

清水くんはそれをちゃんと分かっててくれてたみたいで、


『お大事に』そういって去っていった。

やっぱり、そういう所がヒロくんと似てるんだよね。

さりげない優しさが…。

でも、あたしはヒロくんじゃないとダメなんだ。


どうして何だろう…。
なんであたしは清水くんじゃないとダメなんだろう。

何故か…考えても考えても分からないのにない頭で必死にその日1日考えた。