「ほんとに?」 心配そうにあたしを見つめる。 「ほんとほんと! 次、千秋ちゃん出る種目だよ?」 「えっ!?あ、ほんとだ! じゃあ、行ってくるけどちゃんと安静にしときなよ!」 千秋ちゃんの言われた通りに自分の椅子に腰をおろして安静にしていると、 「ねぇねぇ」 「あ、はい…」 同じクラスの女の子から声をかけられた。 なんだろう…? 「私さ、次の競技どうしても外せないんだよね。 だからさ、私のかわりに体育館裏にある用具取ってきてくんない?」