あたしはローファーを履いて、
さっき止まったと思ったはずの涙がまた出てきて、それを隠すように降り注ぐ雨の中に飛び出した。
ヒロくん…、好きだよ、大好き。
どうか、千秋ちゃんの告白をOKしてね。
ちゃんと千秋ちゃんを幸せにしてあげてね。
「うぅ~…っ。ぐすっ…」
雨が降っているのなんか忘れてしまうぐらい泣いて泣いて泣きまくった。
ヒロくんの心温まる優しさがあたしの胸を余計に苦しくさせて…。
家に着く頃にはあたしの顔は涙でグシャグシャで雨で濡れた制服やスカートがいつも以上に重くなっていた。
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