「ねぇ、綾乃ちゃん。 俺が綾乃ちゃんのヒーローに立候補する」 「え?」 「だって、今は長谷川はヒーローじゃないんでしょ? 俺が綾乃ちゃんを守るから」 真剣な顔でそういう清水くん。 だけど、あたしは「うん。よろしくね」なんてことは言えなかった。 なんて答えていいか分からずに黙っていると、 「みーんなー!長谷川くん見つけて連れてきたよ!」 千秋ちゃんとヒロくんが戻ってきた。 それも、千秋ちゃんがヒロくんの腕を引っ張って…。 ヒロくんもまんざらでもなさそうだった。