【完】不器用な彼はマイヒーロー




清水くんがさっき言ったように、

ヒーローの代わりなんていくらでもいる。
その逆もあるわけで、ヒロインの代わりだっていくらでもいる。


もう…あたしがヒロくんのヒロインであることも、あたしのヒーローがヒロくんである必要も無いんだ。


そう思うとなんだか悲しくなって、泣きたくなったけど今泣いたら絶対怪しまれるのは分かってるから泣けない。


ヒロくんたちを見ているのが辛くて無意識に俯いていて今は前すら見えなくて…。